About
当院について
Message
院長あいさつ
かけがえのない家族の “健康寿命” をのばすために
開院から35年余が過ぎ、獣医療のあり方も随分と変わりました。
けがや病気を治したり、感染症を予防したりするだけでなく、 「より健康的な状態をいかに維持していくか」といった価値観や ウェルネス、QOLといった言葉が動物にも用いられる時代になりました。
新病院を構えるにあたり、当院が目指したのは、 いつでも安心して利用できる居心地の良い診療環境であること、 ささいな健康不安から高度医療が必要になる病気まで幅広く対応でき、 二次診療施設とも適宜連携できる拠点病院として機能することです。
皆様のかけがえのない家族の命を守るために。
動物と心豊かに暮らせる地域社会の安心を守り続けるために。
今、我々にできること、求められていることは何なのか。
そんな意識をスタッフ一人一人がしっかりと持ち、 獣医療のブロとして専門性に磨きをかけると共に、 思いやりやコミュニケーションを大切にできる人間性を育みながら、 地域の皆様とさらなる信頼関係を築いていけたらと願っています。
院長 獣医学博士 伊藤 洋一
院長 PROFILE
伊藤 洋一Yoichi Ito
役職
院長
資格
獣医師、獣医学博士
経歴
  • 1960年9月 東京新宿に生まれ
  • あやめ幼稚園卒業
  • 新宿区立余丁町小学校卒業
  • 日本大学第三中学校卒業
  • 日本大学第三高等学校卒業
  • 北里大学獣医畜産学部獣医学科卒業
  • 北里大学獣医修士課程卒業
  • 北里大学獣医学部第一内科 研究生
  • 北里大学大学院獣医学系研究室
  • 北里大学大学院獣医学系研究科卒業
  • 獣医学博士
大学での研究成果
  • 猫のヘモプラズマ症における研究
  • 消化管内原虫における研究
  • Molecular detection and characterization of Cryptosporidium species in private-household cats,and pet shop kittens in Japan
  • 繁殖施設の猫における消化管内寄生虫の感染状況
  • 飼育猫のクリプトスポリジウムの感染状況
  • 飼育猫における皮膚糸状菌感染の疫学調査
  • 犬に対するフィトンチットのストレス緩和効果について
  • 犬のストレス指標としての心拍変動解析評価について
  • 犬猫マダニ駆除剤のin vitro条件下における効果発現
  • Prevalence of intestinal parasites in private-household cats in Japan.
所属学会
  • 日本獣医師会、日本獣医がん学会、日本ペット栄養学会、日本動物病院協会、日本獣医神経病学会、日本小動物獣医師会、動物臨床医学研究会、日本動物病院福祉協会
  • 日本獣医療問題研究会、日本小動物歯科研究会、埼玉県獣医師会、日本獣医麻酔外科学会、日本獣医内視鏡外科研究会
趣味
音楽、剣道(2段)
総合力に磨きをかけ、外科にも強い病院として
二極化が進む小動物臨床の世界において、当院が目指すのは1.5次診療の役割を果たせる拠点病院です。地域に密着しながら世界標準の最新医療をご提供し続けられますよう、スタッフ一丸となって精進してまいります。
副院長 獣医師 伊藤 浩一
副院長 PROFILE
伊藤 浩一Koichi Ito
役職
副院長
資格
獣医師、ヨーロッパ小動物外科認定医(ISVPS)
経歴
  • 2017年
    北里大学獣医学部獣医学科 卒業
  • 2017年〜2022年
    千葉県 セキ動物病院 一般診療・夜間救急
  • 2020年
    東京大学動物医療センター 内科系診療科農学特定支援員
  • 2022年〜
    伊藤動物病院 入社
  • 2023年
    麻布大学附属動物病院 軟部組織・腫瘍外科 専科研修医
  • 2024年
    ヨーロッパ小動物外科認定医取得(ISVPS)
所属学会
埼玉県獣医師会、日本獣医がん学会、日本獣医麻酔外科学会
修了資格
  • General Practitioner Certificate in Small Animal Surgery
  • DePuy Synthes Vet Spine Seminar 2022
  • アジア・アセアニア獣医外科実習 整形外科
  • ラスベガス獣医外科実習 軟部外科
趣味
筋トレ
Philosophy
理念とクレド
どんな時でもそばに寄り添う
ヒトとペットにやさしい病院
CREDO私たちの行動指針
  • 01
    私たちは動物が大好きで、その命を守り、病気を治し、健康を維持して人と動物のより良い関係づくりに努めます。
  • 02
    地域に根差し、時代を越えて、人と動物にやさしい動物病院をめざします。
  • 03
    動物に対し、心から優しく、穏やかに、愛情をもって接します。人と動物が心豊かに過ごせますようお手伝いをいたします。
  • 04
    飼い主様にとってわかりやすく、安心な動物医療をご提供できますよう、一人一人が日々心掛けてまいります。
  • 05
    皆様の大切なご家族をお守りできますよう獣医学の知識・技術の研鑽を積み、診療の質を高めていくことをお約束いたします。
  • 06
    飼い主様と心を通わせ、感謝していただけることを目標に、全員で力を合わせて自分たちの仕事を全うしてまいります。
スタッフ紹介
施設・設備
*院内写真準備中
血液検査機器
  • 血液生化学検査機器
    試薬を用いて血液中の化学成分を測定・分析する装置です。肝機能や腎機能、コレステロール値などにより内臓の状態を評価します。
  • CBC血球計数器
    血液中の血球成分(赤血球・白血球・血小板)を測定する装置です。貧血、脱水など、体内の状態を確認できます。
  • 内分泌検査機器
    コルチゾールや総サイロキシン(T4)などの血中ホルモン濃度を測定する機器です。甲状腺や副腎皮質機能疾患の早期発見が可能です。
  • 血液凝固検査機器
    出血を止める働きに異常がないか調べる装置です。歯科処置や多くの出血が予想される外科手術前のスクリーニング検査等に用います。
画像検査機器
  • レントゲン検査機器
    整形外科などの手術中に使用できるポータブルタイプのレントゲン装置です。撮影部位に合わせて高さや角度を細かく調整できます。
  • レントゲン撮影装置(CR)
    撮像をデジタル信号で保存する装置です。撮影後の明暗調整や拡大加工など優れた画像処理機能で診断精度の向上に貢献します。 
  • 超音波検査機器
    心臓や内臓、膀胱など体内の臓器の様子を超音波を使って映し出す装置です。放射線を使用せず体への負担リスクがないので安心です。
  • 内視鏡
    胃や消化管の状態をカメラを通してモニターで確認する装置です。主に異物誤飲や頻回嘔吐時の非侵襲的な病理診断などに使用します。
眼科検査機器
  • スリットランプ
    眼の表面の角膜、前眼房、光彩などを見る装置です。角膜の傷や白内障、ぶどう膜炎等の診断に用いられます。
  • トノペン
    動物への負担を抑え、簡便に眼圧を測定できる装置です。緑内障の早期診断や眼内炎の診断に用いられます。
  • 網膜スクリーニング検査装置
    赤と青の光を当てて、簡易的に網膜の光受容細胞機能を評価する装置です。
その他検査機器
  • デジタル顕微鏡
    肉眼では見えない寄生虫やダニ、血球成分、結晶などを調べる装置です。尿検査や糞便検査、皮膚検査などで幅広く活用します。
  • 遠心分離機
    遠心力をかけて検体(液体サンプル)を分離、分画する装置です。血液検査や尿検査などで使用します。
  • 血圧測定器
    動物に負担をかけることなく、脚や尾で素早く血圧を測定できる装置です。
手術関連機器
  • 電動式手術台
    手術や術者に合わせて自動でポジション設定ができ、フットスイッチで昇降・縦転・横転などの変換および微調整も自在にできる手術台です。
  • 全身麻酔器
    気化器でガス状にした麻酔薬を吸入させ、麻酔をかけていく装置です。麻酔中は生体モニターで心電図や血圧などをモニタリングし、人工呼吸器と併せて安全管理を行います。 
  • 心電図モニター
    保定した動物の体に電極を装着し、心臓の動きを波形として読み取る装置です。健康診断や術前検査、不整脈の検査などに用いられます。
  • 超音波手術器 ソノキュア
    超音波による金属チップの振動で、組織の破砕・乳化・吸引さらに骨の切削などができる装置です。血管や神経を傷つけることがないため、椎間板ヘルニアなどの手術にも適用されます。
  • 超音波メス ソノサージ
    超音波を利用して切開と凝固が同時にできるシステム。安全迅速に組織を切除でき、結紮糸も必要ないので動物の体への負担を軽減できます。
  • 電気メス(バイポーラ型)
    2つの電極のピンセットで組織をつまみ上げ、高周波を通電することで組織を発熱・凝固させる機器です。
  • 電気メス(モノポーラ型)
    電気メスの先端(一カ所)から生体に高周波電流を流し、切開したり凝固させたりする機器です。生体組織に流れた電流は生体に貼られた対極板で回収され、電気メス本体へと戻ります。
  • 半導体レーザー
    手術の際の血管や組織の切断だけでなく、体表の小さなイボや腫瘍などは無麻酔で蒸散できます。また、創傷治癒を早めたり、椎間板ヘルニアなどの疼痛緩和にも利用されます。
  • サンダービート
    超音波とバイポーラを1台で出力できる外科手術用デバイスです。組織の切除と止血を同時に行う事により手術時間を短縮し、効率良く手術を進めることができます。
  • マイクロエンジン
    整形外科用の電動ドリルやソー(鋸)を動かすモーターシステムです。椎間板ヘルニアの手術や整形外科の手術で使用します。
  • ストライカー
    骨手術における切削、切除、切断等を行う機器です。主に膝蓋骨脱臼整復術で使用します。
  • 整形外科セット
    骨折の整復に用いる器具類や膝蓋骨脱臼整復術などの整形外科治療に用いる器具類のセットです。
  • 眼科手術用器具
    マイクロサージェリーと呼ばれる眼科手術用の鋼製器具です。通常の器具より小さく、繊細な手術に対応できる構造になっています。
  • ガス滅菌器
    エチレンオキサイドガスにより手術器具を滅菌する機器です。高温滅菌できないプラスチック製機器や光学機器の滅菌に用いられます。
  • 高圧蒸気滅菌器
    高温高圧の飽和水蒸気により手術器具を滅菌する機器です。
  • 整形外科創外固定器具
    骨折治療のギプス固定で用いられる器具です。
歯科治療機器
  • ORAL-VETⅡ
    超音波スケーラーやエアタービンなど高度な歯科治療のための専用機器で構成された装置です。麻酔をかけて歯石除去や抜歯等を行います。
  • 歯科専用レントゲン検査機
    動物の小さな口腔内を細部まで鮮明に検査するためのレントゲン装置です。歯の内部の異常や歯周病、顎の骨の融解度などを可視化します。
治療機器
  • オゾン発生装置
    免疫活性を目的として、オゾンガスを肛門注入や注射で体内に入れて治療するための装置です。皮膚疾患や腫瘍の補助療法に用います。
  • ネブライザー
    霧状にした薬剤を鼻や口から吸入させる装置です。気管支を拡張するなどの効果がみられます。喘息や咳の治療に使用します。
ITOグループ
伊藤動物病院は、本院+3つのグループ病院で地域に根差し、
動物と暮らす皆様に「365日の安心」と
「時代に即した獣医療サービス」をご提供しています。