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子犬・子猫を迎えたら 大切なワクチンのこと
ワクチン接種で免疫力を育み、感染症から愛犬愛猫を守りましょう!
生まれてすぐの子犬・子猫は、母親から譲り受けた移行抗体による母子免疫で自分の体を守っていますが、その効力は生後2〜3カ月までしか続きません(*)。子犬・子猫は母子免疫が弱まるこの時期からワクチン接種をスタートし、3〜4週ごとに計3回の接種で計画的に自己免疫をつくっていく必要があります。
*統計的に母子免疫の効力は生後2カ月で50%、生後3カ月で85%、生後4カ月で99%が失われるといわれています。
ワクチンプログラム
初めてのワクチンは3回(8週齢・12週齢・16週齢)に分けて接種します。ペットショップやブリーダーからお迎えして1回目の接種が完了している子につきましては、ワクチン証明書を必ずご持参ください。
子犬・子猫のワクチンで気をつけること
接種直後
過敏な体質の子はアレルギー反応を起こす場合もありえますので、接種後約30分は目を離さず注意してあげてください。 
帰宅後
元気や食欲はあるか、発熱・嘔吐・下痢をしていないかなど引き続き見守りが必要です。できるだけストレスのない快適な環境で過ごさせてあげてください。 
接種期間中(8〜16週齢)
接種後数日間は過激な運動、シャンプーなどを避けてください。免疫力がまだ安定していませんので接種後2〜3週間は他の子との接触を避けてください。
犬も、猫も、さまざまな感染症にかかる可能性がある動物です。
感染症には命を危険にさらす深刻な病気も多く、それらを予防することはその子自身の健康と飼い主様ご家族の健康を守るだけでなく、同じ地域で暮らす犬猫とそのご家族の健康を守ることにもつながります。
子犬・子猫を家族に迎えたら、混合ワクチンをお忘れなく!
子犬・子猫の体調不良や飼育のご不安など、ワクチン以外の気になることでもご相談に応じますのでお気軽にご来院ください。
混合ワクチンについて くわしくはこちらのページもご覧ください